6.28


  その日は快晴で、梅雨の晴れ間と言うより、夏休みのような日差しの強い日でした。

彼は初対面と言うよりも、久しぶりにお盆で帰郷してきた小父さん、そんな感じであり、

僕は初めての緊張感もそこそこに打ち解けて行き、本当に楽しい、そして又不思議な

時間でした。

 彼の名前は青柳恵介。現在知る人ぞ知る古美術評論家の一人であります。前回の

告知の通り、氏を招いての座談会を開かせていただきました。多くの方々に御来席を

たまわり、おかげで素晴らしい会となり、本当にありがとうございました。

 氏のお話はぽつぽつと始まり、僕はゆっくりと氏の世界へ引き込まれていきました。

氏の本当に極々私的な話から、最後は観と見、狂の挟間へつづくお話しは本当に興味

深く、途中に設けた昼食の席で僕は少々飲みすぎてしまいました。氏は全くいい意味

で力の抜けたひとで、それこそ本当に李朝や唐津、美濃や信楽に育てられたひと、そん

な感じのひとでした。柔らかくて、それでいてどっしりとしていて、確かなモノを腹に持って

いる、そんなひとでした。

 いまの時代、情報やモノが溢れ多種多様な趣味が存在しています。にも関わらず、多く

の人と骨董という言語を通して会話が出来、笑い、刺激し合えたことは本当に感謝しており

ます。

 また、こういった企画が出来ればと考えていますので、その時はまたよろしくお願いします。


この写真はその時のものです。会話の内容?勿論骨董ですよ。
上段の左が青柳氏です。
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# by harakobijyutu | 2009-07-08 13:37

青柳恵介と語る

実は今度、原古美術の企画で、青柳恵介さんを福山へ呼べる運びとなりました。

『青柳恵介と語る 骨董座談会 in福寿会館』

日時:21年6月28日(日)    午前11時 ~ 午後14時頃迄
会場:福寿会館 JR福山駅北口(城側)より徒歩3分
料金:八千円 (前売りのみ)

当日券はございません
粗飯準備の都合上悪しからずご了解ください

内容:一献傾けながら 気軽に 楽しく 骨董談義 致しましょう

*駐車場に限りがございます。お車での来場はご遠慮くださいませ。*

とまあ、こんな感じです。きっと面白いものになると思いますので皆さんこぞってご参加ください。

詳しいお問い合わせは
原 古美術
TEL:084-923-1884 携帯090-1350-4255(馬屋原)
info@hara3.com
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# by harakobijyutu | 2009-06-06 19:14

春になり、

 春が来た。今年も春が来た。様々なところで花が咲き、街が明るくなる。今年は久方振りに花

見をして桜を愛でてみたりした。

 毎年この時期が来ると、何故だか文房具を買いたくなる。新学期のせいだ。鉛筆、筆箱、ノー

トなどを新しくしたくなる。そんな訳で一つ文房具を買った。勿論骨董品のお話。

 学生の頃私は京都で寝起きしていた。その日は友達と飲み明かした勢いに、春の陽気も手伝

って京都観光へと繰り出すことにした。なかなか行かないところへ行こう、そんな提案で黄檗山

万福寺へ。黄檗山はインゲン豆の隠元さんが開祖で、売茶翁などが出た由緒正しきお寺であ

る。勿論煎茶との繋がりは深く、中国趣味溢れるお寺で、なかなか面白いところだった。男三

人で墓を見たり、木魚を叩いてみたりと、なかなか風雅な時間を過ごした。

 今回手に入れた文房具はその黄檗山の瓦で作られた瓦硯である。細かい時代まではわから

ないが、流石は黄檗山、煎茶の源流にして文人趣味あふれる文房具だと思わせる雰囲気を持っ

ている。硯は文房四宝の一つでもある。自らを汚されることによって初めてその価値を引き出すも

のだ。自らが雨風に晒される事によって初めて意味があった瓦の時代と変わらず、己の身を呈し

て新たな価値を見出している。

 うららかな春の日差しを浴びながらこの瓦硯で墨をすり、俳句の一つもひねってみるのは如何だろうか?
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# by harakobijyutu | 2009-04-14 21:12

営業時間のお知らせ

 今年から少し営業時間を変えることにしました。従来通り、お休みは月曜日とあとは出張など

による不定期。変わるのは営業時間のみです。

 朝10:00~夜7:00

 上のように変わりました。閉店を少し遅くしたので、会社帰りにでも寄れる時間がある方は

お気軽にお越しください。       

 
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# by harakobijyutu | 2009-01-11 15:43

本年もよろしくお願いもうしあげます


2009年 丑

早いもので21世紀も、もう9年目へ突入。子供のころは21世紀は車が宙を浮いてるくらいに思

っていました。でも現実は今も少々燃費の良くなった車に乗って、東へ西にと地面を這いまわっ

ております。

さて、原古美術も今日から仕事初め。世間は100年に1度の大恐慌ですっかり冷え切っていま

すが、私はこんな時こそ山が動く時と考えています。ゆっくり構えて、大きく動ければ、そう考え

ています。

今年もよろしくお願いいたします。
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# by harakobijyutu | 2009-01-08 14:53